JACK休憩所

慶應義塾大学ジャパンアニメカルチャー研究会のブログ

おれのアニメ

ブログ初投稿〜♪好きに書いていいと聞いたので私自身とアニメについてでも書こうかと思います。

 

ーアニメとは何?ー

私にとってアニメとは楽しむもの以前に学びを得るものとして好んで見ています。よって私の中ではただ楽しむアニメと考えさせられるアニメの二分化が行われています。

 

私が初めて見たアニメで記憶にきちんと残っているのはおそらく多くの方同様、小学生の時に見たドラえもんポケモンです。

ポケモンに関しては、あまり興味がないものの叔父とミュウとルカリオが登場する何かを見た気がします。

ドラえもんで覚えているものは2007年あたりの映画です。当時私は海外に住んでいて、一時帰国した際かと思います。友達と親同伴で、魔界大冒険を見に行って帰りにファミレスでご飯食べました。個人的にそのお話は漫画の古い方物も読んでいたこともあり、とても楽しく見た記憶があります。やっぱりドラミちゃんともしもボックス最強ですね。

 

ドラゴンボール仮面ライダー系、ウルトラマンなどは全く興味がなかったです。

 

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大丈夫ですここからおかしくなります。まずは人生に舞い込んできたアニメ、ガンダム宇宙戦艦ヤマト

海外で、英語も日本語もままならない私は当時猛ピッチで周囲のものを取り込んでいました。読書と学校では英語(現地校)、自宅ではレゴや読書と英語の勉強。外でもたくさん遊びました。色々な出会いと失敗、嬉しい体験悲しい体験が相当な密度であったかと思います。

その掃除機とも形容できる吸引力によって舞い込んできたのがガンダムとヤマトでした。

父親がその二つのアニメを録画したDVDを渡してきたことが全ての始まりです。

 

ガンダムはただのドンパチしているアニメであると同時に、人と人の思いと思いの連鎖、そして戦争が誰にとっても救いをもたらさないメッセージ性があります。もちろん機体がかっこいいなども思いますが、互いの理想と正義をぶつけ合いつつも、裏切りと盲目的な正義感という人間的な感情をまざまざと見せつけます。

ちなみにジオン大好きです。ジークジオン

 

ヤマトは別の意味で考えさせられました。ガミラス星人の中にもいる善人、悪人、そして作中ボロボロになったにも関わらず次のシーンには新品同様のヤマトの謎(笑)。

当時の自分がどこまで理解していたかは定かではありませんが、当時から人というものに興味があった私は、多少なりとも人の多様性と可能性、そして葛藤などの感受性が育まれたと思います。

 

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現地校で英語をほとんど話せなかった私は、それでも交友関係が広かったと思います。毎日校庭を走り回って、日によってはサッカーに入れてもらったり、日によっては中のいい友達と遊戯王のカードの見せ合いっこ、日によってはヒーローごっこのようなものを別の仲良し組としていました。たまには喧嘩をし、仲直りし、譲歩をすることや相手を許すこともここで学びました。

 

ただ同時に、人に理解されず差別といじめのような行為を受けていた友人を持つことが多かったのも事実です。アニメで育んだ感受性がここで重要な役割を持っていたと思います。

クルド人ですぐ頭に血がのぼって叩いてしまう、当時の小学生にしては少し大柄な、心優しい友人は今でも鮮明に覚えています。何をしてもまずは彼が原因かと疑われ、大抵そうではないにも関わらず、疑ったことを謝罪されることもないような環境だったと思います。小学生で先生までもがこの態度です。厳しいですよね。

 

他の人が「ばいきん」などと呼び近寄らない中で、ほとんど私だけが近づき仲良くしたことは、楽しい記憶を呼び起こすとともに、誇りに思っていることの一つです。アニメ無くしてはこの感受性はなかったと思っています。

 

今回はとりあえずこれくらいで。ブログよくわからない

-D